「社内恋愛がしてみたい」そんなことを考えた経験がある方も多いのではないでしょうか? 漫画やドラマの世界でよく見る上司との社内恋愛に憧れた経験がある人もいると思います。
また、現実でも社内恋愛をする人は多く、そこから結婚をする人も結構いるはず。 同じ会社に恋人が働いていると、仕事のモチベーションアップにもなりそうなので、憧れる人は多いと思います。
ですが、社内恋愛には《リスク》が伴うケースが多いことを知っていますか? この記事では、社内恋愛のリスクを厳選してご紹介。 覚えておくだけで、いざ好きな人が社内にできたときのアプローチ方法などに役立つでしょう。 是非参考にしてください。
社内恋愛はリスクだらけ?覚えておくべきリスク《8選》
この記事では、社内恋愛は《リスクだらけ》であるということを皆さんに知ってもらうために、覚えておくべきリスクを厳選して紹介します。 今回は8選のリスクを紹介するので、是非チェックしてください。 社内恋愛に憧れる人は多いと思うのですが、勢いだけで初めてしまうと面倒なことに巻き込まれてしまう可能性はかなり高くなるでしょう。 知っておくだけで役立つ情報なので、今後の恋愛の参考にできるよう、頭の中に入れておいてください。
仕事が手につかない
恋をすると相手のことで頭の中がいっぱいになってしまうこともあるでしょう。 その相手が遠くにいる場合でも、頭の中が相手のことていっぱいになり仕事どころではなくなることもあるはず。 では、その相手が自分と同じ職場に居たら皆さんはどうですか? 相手の行動や言動などを見ずに、普通に過ごすことはできますか? きっと好きな人が同じ職場にいるだけで、ドキドキしたり、相手のことが気になって仕方がない状態になってしまうでしょう。 中には、いつも彼の言動が気になり、仕事に手が付けられない状態になる人もいるかもしれません。 仕事場は《恋愛をする場所ではない》ため、周りの人より仕事が遅れてしまうことがあれば、迷惑をかけてしまいます。 社内恋愛をすると、周りの人から煙たがられることが多くなるのは、その恋愛のせいで迷惑がかかる人がいるからでしょう。
公平さを失う
社内恋愛をはじめ、好きな人が同じ職場にいると「相手の役に立ちたい」と思う気持ちがでることもあると思います。 中には、自分の仕事を早々と終わらせ好きな人の仕事のお手伝いをする人もいるはず。 『少しでも好きな人の役に立ちたい』と思う気持ちは素敵ですが、その想いは彼だけに向けた不公平な気持ちではないでしょうか? 結構周りの人はそういう気持ちや行動に気づくので、「あの人は〇〇さんにだけ優しい」と噂をされることもあるかもしれません。 普通であれば、仕事が早く終わり手伝える余裕があれば身近で困っている人を助けるのが当たり前だと思います。 ですが、社内に好きな人がいると「好きな人待ち」の状態になってしまい、その人以外の仕事は手伝わない…なんて状態にもなるかもしれません。 社内恋愛を始めると、仕事で公平さを失うというケースは結構多いです。
ケンカしたとき
社内恋愛をしている彼と、プライベートなことで喧嘩になることだってあると思います。 そうなったときに迷惑がかかるのは、社内で恋愛をしている二人ではありません。 きっと周りにいる後輩や同僚、また先輩などに迷惑をかけてしまうでしょう。 例えば、喧嘩をしていることが原因で話せない二人の間を取り持ってくれる人もいるでしょうし、いつもは2人で進めている仕事も他の人が変わりにしてくれるかもしれません。 仕事場に私情を持ち込むのは、社会人としてしてはいけない行動です。 特に、恋愛という私情を会社に持ち込み、迷惑をかけてしまうのは絶対にNG行動になります。 喧嘩をすると、本人たちも気まずくなり、仕事をしにくくなるはずなので、社内恋愛にはリスクがあると考えるべきです。
嫉妬してしまう
社内恋愛のリスクとして、一番考えられるのが《無駄な嫉妬をしてしまうこと》です。 同じ会社で働いていなければ、何も気にならないようなことでも、同じ会社で働いているからこそ気になり嫉妬をしてしまうことって結構あると思います。 例えば、彼が部下の女の子と二人で営業に行くことがあるかもしれません。 もちろん、仕事なので「行かないで」なんてことは言えないのですが、仕事中なのに彼の携帯にずっと連絡をしたり、二人の動向を伺いたくなる人もいるでしょう。 同じ会社にいて、相手がどんな行動を取って、どんな人と話しているのかを知れるからこそ、嫉妬をしてしまう可能性は高くなるはず。 嫉妬をすると、気持ちがネガティブになり、会社の居心地も悪くなりやすいです。
息抜きできない
社内恋愛を始めるということは、恋人が常に自分の傍にいる時間が長くなるということです。 例えば、お泊りをした日があれば、翌日会社まで一緒に行って、仕事も一緒にする。 そして、帰りも一緒に帰宅をし、また明日も一緒に出社する…なんてこともあるかもしれません。 「好きな人とずっと一緒なんて最高!」と思う人は、正直言って少ないでしょう。 やっぱり、どこかで一人の時間が欲しいと思うでしょうし、息抜きがしたいと思うのは当たり前の考えです。 私生活でも仕事中でも、ずっと近くに恋人がいると、あなたは常に「彼女」でいる必要があるはず。 なので、メイクやファッションなどに気を抜くこともできず、いつしかストレが溜まってしまうのです。
周囲に隠す手間
社内恋愛をしている人が同じ職場にいると、正直仕事がやりにくいと感じてしまう人も多いのではないでしょうか? 変に気を遣わないといけないのも嫌ですし、「彼女さん(先輩)が見ている前で、彼氏と喋っちゃダメだ」なんて思ってしまうこともあるでしょう。 そういうこともあるからこそ、社内恋愛は基本的に隠す人が多いと思います。 ですが、隠すのはかなり手間で面倒という意見もあるのが現実です。 特に、同じ職場であれば関わる機会も多いからこそ、変にぎこちない態度で接したり、わざと冷たく接することもあるでしょう。 結構周りにはそれが原因でバレてしまうものです。
デート中、仕事の話になる
これは社内恋愛をしている人あるあるともいえるのですが、楽しいデート中でも仕事の話になってしまい、いつしか雰囲気が堅苦しくなることもあるでしょう。 同じ職場で働く者同士《共通の話題がある》というのは、お付き合いをするうえで関係が長く続きやすいポイントかもしれません。 話は合うし、話題は尽きませんが、知りえる情報にも限りがあるため、世界が広がらないことも多いです。 お付き合いが長く続き「一緒に居て楽しい」と思える人は、案外自分と違う職種などに勤めていることが多い傾向があります。
別れてしまったとき
社内恋愛のリスクとして考えられるのは、やっぱり《別れてしまったとき》ですよね。 別れてしまうと、まず気まずくなります。 例えば、喧嘩別れになってしまうなどすれば会社では気まずいですが、仕事を一緒にしている以上、話をすることは必須になるはず。 2人の間には変な空気が流れ、周りの人も「絶対に何かあった」と感じてしまうでしょう。 そうなると、周りの人に気を遣わせてしまうことなどがあり迷惑をかける可能性すらあります。 別れてすぐは「相手の顔もみたくない」とか「会いたくない」と思っていても、同じ会社に勤めている以上、顔を合わせることはもちろん、話すことすらしないといけなくなるのは大きなリスクではないでしょうか?
まとめ
この記事では、社内恋愛の《リスク》を厳選して紹介してきました。 誰しもが一度は憧れる社内恋愛ですが、実は大きなリスクがたくさんあります。 もちろん、リスクがあるから絶対にしてはいけないということはありません。 ただ、自分が実際そのリスクを抱えてでも、社内恋愛を続けることができるのかを考えておくことは大事です。 考えておくことで、もし社内に好きな人ができた場合、《自分に合った選択》ができると思います。