同棲は結婚前提でするもの?同棲を決める前に知っておきたいメリットとデメリット

婚活

結婚を考えている彼がいるあなた。 結婚をする前にまず同棲から始めてみようかな…と思っていませんか?

確かに、結婚前に一緒に住んでおけばある程度生活の基盤もできますし、一緒に住まないとわからなかったお互いの良いところや悪いところが見えてくるというメリットもあります。 別々に住んでいた頃よりも結婚生活に対するイメージがしやすくなるので、結婚がより近づくと言う人もいますね。

しかしその反面、結婚を脅かしかねないデメリットもあるんです。 結婚前提の同棲について理解せずに同棲を始めてしまうと「こんなはずじゃなかった!」と悩むことになってしまうかもしれません。

今回は同棲を考えるあなたに向けて、彼との同棲を始める前に知っておきたいメリット・デメリット、やっておくべきことをご紹介します。

結婚前提の同棲ってどう?メリット・デメリット

結婚に大きく近づくメリットもある反面、デメリットもあるのが同棲。 大切なのは同棲をすることでどんなことが起きるのかを事前に理解しておくことです。 ここからは結婚前提の同棲のメリットとデメリットをまとめました。 デメリットがあるなら同棲はやめておいた方がいいの?と思うかもしれませんが、ちゃんと対策すれば問題ありません。 今回はデメリットを乗り越えるための方法もご紹介していますので、これから彼と同棲を考えている方はよく読んでみてくださいね。

結婚相手として見極められるメリット

同棲のメリットにはこんなものがあります。

  • これまで見えなかった相手の一面を知ることができる
  • 結婚生活のイメージが具体化する
  • 経済的な負担が減る

デートをしている時は、一定の時間しか一緒にいません。 毎日一緒に暮らすことで、普段のデートでは見られないような彼の頼もしい姿や気を抜いた姿を見ることができたり、新たな発見もあるかもしれません。 今までなかったときめきや安心感に彼のことがもっと好きになってしまうかも! 驚くこともあるかもしれませんが、違いを楽しむことで同棲はもっと幸せになります。

また、一緒に暮らすことで結婚生活が具体的にイメージができるようになるというメリットもあります。 結婚生活が想像できずに結婚に踏み切れなかった彼も、具体的に「あなたと結婚するとこういう生活ができる」ということがわかれば「結婚したい!」と思えてくるかもしれません。 さらに、家賃や光熱費を二人で負担したり、家で過ごす時間が増えることで遊興費が減るなど経済的な負担も減ります。 「結婚資金を貯めたい」と考えているカップルにはとても大きなメリットですね。 「月にいくら貯める」など具体的な目標があれば尚いいでしょう。

ダラダラと同棲が続いて結婚のタイミングが伸びる

メリットを見ていると、結婚が近づく未来しか見えないような気がしてきますが、もちろんこんなデメリットもあります。

  • 自由な時間が減る
  • 価値観の違いで衝突する
  • 同棲が長引くことで結婚のタイミングが伸びる

別々に暮らしていた時は、相手と会っていない時間は好きに過ごしていたと思います。 友達と出かけたり、飲み会に行ったりするのにいちいち彼に伝えるということもなかったでしょう。

しかし同棲を始めたら、出かけたり帰宅が遅くなる時は相手に伝える必要が出てきます。 彼に嫌な顔をされることもあるかもしれません。 無断で帰りが遅ければ連絡が来たり、思っていた以上に自由がなく窮屈だと感じる人もいます。 事前にルール化したり、「この日は一緒に過ごす、後はお互い自由に過ごす」などとスケジュールを決めて生活すれば窮屈さは軽減されるでしょう。 一緒に生活すればお金の使い方など価値観の違いを感じることも増えます。

それこそ「歯磨きをしている時は水を止める」など細かいところで衝突してしまうこともあるでしょう。 同棲中は相手は他人だと考え、自分の価値観を押し付けすぎないようにするのがコツです。 同棲が長引くと結婚のタイミングが伸びます。 「別に結婚してもしなくても今と同じ」「むしろ結婚したら今より面倒」と思われてしまったら最後、結婚は遠のき、同棲したまま何年も悶々と過ごすことになりかねません。 事前に〇カ月、〇年同棲すると決めてから同棲をスタートした方がいいでしょう。

結婚前提の同棲!何をきっかけに結婚した?

同棲のメリット・デメリットはわかりましたか? デメリットについては事前にルールを決めたり、相手に干渉しすぎずに尊重する姿勢を保つことができれば心配ありません。 どちらかというと、同棲は相手のことをより知ることができたり、経済的な負担が減ったりと結婚に向けて前向きな準備期間になるといえるでしょう。 しかし、実際に同棲をするにあたって気になるのは同棲から結婚に至るタイミング。 結婚した先輩たちは何をきっかけに結婚したんでしょうか? 代表的なきっかけを3つご紹介します!

子供が出来た

「子供ができたので」(28歳・公務員)

「妊娠していることがわかってすぐ二人で両親に挨拶に行き、結婚することになった」(24歳・事務)

「同棲中にもし子供ができたら結婚しようと事前に話していた」(32歳・総務)

同棲から結婚に至るきっかけに多く見られるのが「子供ができた」という意見。 もともと結婚を前提として暮らしているのできっかけさえあればいつでも結婚に踏み切れる中、「妊娠」は決定打になるようですね。 同棲生活で生活の基盤もある程度できているため、結婚生活への移行もスムーズになります

彼の転勤を期に結婚を決めた

「転勤が決まり、ついてきてくれと言われた」(25歳・専業主婦)

「なかなか結婚のきっかけがなかったが、彼が転勤をきっかけに決意してくれた」(32歳・経理)

「遠距離恋愛になるのは嫌だったので、結婚したいと伝えた」(28歳・営業)

転勤をきっかけに結婚することになった、という人も。 転勤後も一緒にいたい=結婚と考える男性が多いようですね。

両親からけじめとして勧められた

「同棲して1年した頃に、そろそろ結婚したら?と両親に勧められて」(33歳・総務)

「いつまでも同棲しているのはよくないと自分の親に指摘されたから」(27歳・事務)

「半年同棲したら結婚するか同棲解消するか決めると両親と約束していたから」(29歳・製造)

両親にとって同棲する娘・息子は心配なもの。 「最近彼とはどうなの?」「将来のことはちゃんと話し合ってるの?」「一度挨拶に来たらどう?」と催促を受けることも少なくありません。 同棲して生活が落ち着いてしまうとそのままずるずると過ごしてしまいがちですが、両親からの催促や勧めはいいきっかけにもなります。 同棲前の挨拶の段階で「同棲後は一定の期間を目安に結婚に進む」と事前に約束させる親も。

結婚前提の同棲をする時のコツ

結婚前提での同棲だからと言って必ず結婚できるわけではありません。 お互いの関係は良好でも、同棲生活で一緒にいられることに満足してしまい、結婚する気を失ってしまったりタイミングを逃してしまうという可能性もあります。 結婚への意欲が感じられない彼にやきもきして喧嘩が増え、結果的に別れてしまう…なんてことも少なくありません。 ここからは結婚前提の同棲だからこそ必要なコツをご紹介します。

1)同棲期間を決めておく

まず、一つ目は「同棲期間を決めておく」こと。 同棲する前に「半年同棲したら結婚しよう」「1年同棲したら結婚しよう」といつ結婚を決断するかを話し合っておきましょう。 ここで大切なのは「同棲してしばらくしたら結婚を考えよう」というアバウトな約束ではなく、〇カ月、〇年とはっきり期間を決めることです。 彼にとっては2~3年くらい同棲したら結婚しようと思っていたのに、彼女は3~6か月で十分と考えていると「全然プロポーズしてくれない!なんで!?」と不要な喧嘩に発展しかねません。 「結婚前提の結婚」についてお互いがどのように考えているのか、事前に十分擦り合わせをしておくことがとても大切です。

2)すぐには入籍しない事を両親にきちんと話する

両親は「結婚前提で同棲する」と言われると、すぐにでも結婚するものだと考えてしまいがちです。 半年、1年経っても結婚についての話がないと「ちゃんと考えているのか」「相手は本当に大丈夫な人なのか」と不信感を抱き始めます。 結婚前提の同棲をする際には、両親にもいつ頃結婚を決めるのかや将来を考えるタイミングなどについて共有するようにしましょう。 すぐに入籍を考えていない場合もその旨を伝え、理解してもらった上で同棲をスタートさせましょう。 少し面倒かもしれませんが、後々のトラブルを減らすためにも重要なステップです。

3)結婚前に妊娠した時の対処法を話し合う

同棲をしていてもいなくても結婚前に妊娠してしまう可能性はありますが、結婚前提と決めて同棲するからこそ「結婚前に妊娠した場合どうするか」を話し合っておくことが重要です。 結婚前提と決めていたとしても、結婚前の妊娠は女性にとって不安や心配が多いもの。 彼や自分の仕事の都合上結婚が難しいタイミングもあるかもしれません。 事前に話し合っておくことで、実際に妊娠が発覚した場合も冷静に行動することができ、女性側も不安が軽減できます。

4)災害や住居に問題が起きた時、彼が代表者になる事を話する

いくら結婚前提であったとしても、同棲中はただの同居人。 結婚していれば世帯主が代表者となったり、何かあった際には夫婦関係にある妻にも連絡がありますが、同棲ではそうもいきません。 災害やトラブルがあった際の代表者や緊急連絡先は決めておきましょう。 万一お互いにケガや病気があった時のためにお互いの両親の連絡先を知っておくなど、緊急時の対策も考えておくと安心です。

5)揉め事に発展しそうな事はルールとして決めておく

一緒に暮らすとどうしても避けられないのが喧嘩。 生活費・家事の分担や掃除・洗濯の頻度など揉め事に発展しそうなことはできるだけ事前に決めておきましょう。 特にお金に関することはしっかり決めずになあなあで進めてしまうと後から不満が出てきてしまうことが多くあります。 同棲というと「好きな人と一緒に暮らせる」と楽しいことばかりのようなイメージがありますが、実際は同棲も「生活」。 同棲を経てより良い関係を築けるように事前にしっかり話し合いをしておくようにしましょう。

まとめ

まとめると、結婚前提で同棲をする時に大切なことは3つ。

  • 同棲のメリット・デメリットを把握しておく
  • どういうきっかけで結婚に至るのか、パターンを知っておく
  • 結婚前提の同棲のコツを掴んでおく

どのポイントにおいても、重要なのは彼と事前に「この同棲が結婚前提であること」「どういうタイミングで結婚に踏み切るか」ということをしっかり話し合っておくことです。 大好きな彼との幸せな未来のために、ぜひ頑張ってくださいね。

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