一人でいることが耐えられない、寂しい気持ちでいっぱいになってしまう、そんな孤独な時は誰にでもあります。
寂しいと感じることにはいろいろな理由や原因があります。今回はその寂しい気持ちを埋める方法や、一人が寂しい時の過ごし方を詳しくご紹介していきます。
「寂しい」と感じる気持ちの理由
どうしても一人でいることが耐えられない、孤独に押しつぶされそうな寂しい気持ちになることって誰にでもありますよね。
いつもだったら平気で受け止められるような事もしんどく感じたり、何をしても空っぽに感じたり、寂しいという気持ちを考え始めると止まらなくなってしまいます。
一人でいることが寂しいと感じたり、孤独な気持ちを持つことにはこんな理由や原因があります。
会いたい人がいる
会いたい人がいるのに会えない時や、大好きな人がすぐに会えない距離にいる時などは、一人でいることがいつもよりも寂しく感じたりします。
「あの人がそばにいてくれたらな…」と考え始めると、一人でいることが耐えられなくなり寂しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
遠距離恋愛や、引越し転勤など、様々な理由で会えなくなってしまったり、別れなければならなくなる事も人生にはあります。
そんな離れ離れになってしまった大切な人との思い出や顔を思い出すたびに、一人でいる事が辛く・寂しく感じてしまいます。
また会いたいの代わりに本を貸したり借りたりする。— GEN (@04GENLS)
信頼を裏切られた
ずっと信頼していた友人や、信じていた相手から裏切られる事も、辛い・寂しいと感じてしまう気持ちの原因です。
人生で何度となく悩まされる人間関係ですが、信頼や信用を裏切られることは、”もう人を信じることをできなくなる”と思うほど、寂しく辛い経験になります。
こういった裏切られたなどの辛い経験をしてしまうと、周囲の人を心から信じることができなくなってしまい、誰といても一人で寂しい気持ちになります。
トラウマや辛い思い出のせいで心に傷があることが理由で、誰かと一緒にいても一人ぼっちだと感じたり、寂しい気持ちになることがあります。
1回でも過去に浮気された人なら分かるだろうけど確信に変わる瞬間の裏切られた気持ちっていつまでもトラウマとして根っこに残ってる気がする。いつまでたっても、それは消えてくんない。— プーサン (@neokiwaru)
信じて信じて裏切られた時の
辛さなんとも言えないくらい
心引き裂かれるような気持ちなるよね🤦♀️— 🗣 S A A .🥀 仲 間 サ ラ ❦ (@n_sara1003)
理由もなく寂しい時もある
何で寂しいのか、一人ぼっちだと感じるのか、理由は特に思い当たらないけど寂しい気持ちになることも時にはあります。
季節の変わり目や、肌寒くなってきた時には、なんとなく一人でいることが切なく感じたり、寂しく思えるものです。
特に女性は、ホルモンバランスや生理の関係で、理由もなく不安になったり寂しい気持ちになることがあります。
これはPMSといって、日頃の気がつかない程度のストレスの積み重ねや、生活習慣によってその症状は様々ですが、生理前に精神が不安定になることがあります。
理由もなく小さなことに傷ついたり、感情がいっぱいいっぱいになって涙が出たりと、不安定になっている時期なので、孤独や寂しい気持ちもいつもより感じやすくなってしまいます。
会いたいって思う事が最近多すぎる。
やっぱり冬って寒いし寂しいな。— まさお (@0z0z_)
「何となく寂しい」時の過ごし方
何となく寂しいと感じる時は、特に理由がなかったり、気づかない程度の小さなことが原因だったりします。
そういった時は、その寂しい気持ちを変えることも意外と簡単で、一番誰でも簡単にできる方法が、現実逃避をしてみることです。
現実逃避といっても、仕事を辞めて旅に出るなどの破天荒なことではなく、本や映画を見て今いる現実とは違う空間や世界を楽しむことです。
自分の現実とは違う世界観に入り込むことで、何となく寂しいその気持ちも紛らわすことができます。
本を読む
何となく寂しい、その一人ぼっちな孤独な気持ちを軽くしてくれる、寂しい時に読みたい本をご紹介していきます。
置かれた場所で咲きなさい
ベストセラーにもなった渡辺和子先生執筆の「置かれた場所で咲きなさい」。
どんな状況においても、自分自身で幸せになることを選ぶことができるという、キリスト教などの教えをベースにした自己啓発本です。
人生にはどうにもならない状況や境遇もありますが、その中でも自分自身で変えられることもあり、生き方や考え方次第で選択できる、という教えの本です。
気持ちが落ち込んでいて、一人でいることや今自分が置かれている状況から寂しい気持ちを感じている人に、オススメの本です。
+1cm
いつも悩みが多い人や、寂しいと感じる時間が多い人などにオススメしたいのが、キム・ウンジュ著の「+1cm」です。
タイトルの通り、+1cmの考え方の違いで、世界はがらっと変わってしまうという、その考え方や受け取りかたをもう一度考えさせられる内容の本です。
中身のイラストや文章の置き方もシンプルでかわいく、文章をたくさん読むのが苦手な人にも、とても読みやすい本です。
シンプルですが、心に刺さりハッとさせられる言葉の多いオススメの一冊です。
映画を見る
理由もなく寂しい時や、一人ぼっちで孤独な気持ちの時は、一人で映画を見る事でその気持ちが急に軽くなることがあります。
何となく寂しい時に見たい、オススメの映画をご紹介していきます。
食べて、祈って、恋をして
離婚や失恋を経験して、全てを捨てて自分を見つける旅に出る女性のストーリーです。
辛いことがあっても、自分の行動や気持ち次第で人生はどうにでも変わっていける、という気持ちにさせてくれるポジティブな映画です。
一人でいることが寂しく感じている時にも、元気な気持ちにさせてくれて、旅にでたい!と思わせられる映画です。
アデル、ブルーは熱い色
「アデル・ブルーは熱い色」平凡な毎日を送っていた高校生のアデルが、エマという不思議な魅力を持つ女性に出会い、恋に落ちる同性愛をテーマにしたストーリーです。
心がきゅんと痛くなるようなシーンが多く、純粋な気持ちに引き戻される映画です。出ている女優さんは美人ながらもナチュラルで、目が離せなくなる魅力的な映画。
少し切ない映画ですが、恋愛などで寂しい気持ちを感じている時にオススメの映画です。
「寂しい気持ち」を埋める方法
一人ぼっちや寂しい気持ちには、いろいろな理由や原因があり、その理由がわからない事には、その寂しい気持ちを埋める事は簡単にはできません。
孤独で寂しい気持ちを埋めるためには、その理由や原因を知って、それに合った方法で対処をすることが一番効果的です。
寂しい・一人ぼっちの気持ちを埋める方法を、その理由・原因別に詳しくご紹介していきます。
「失恋して寂しい」時の過ごし方
一人が辛い、寂しいと感じてしまうきっかけのひとつに、失恋があります。今まで一緒にいた大好きな人との別れや、辛い経験のせいで一人でいることが寂しく感じてしまいます。
今まで誰かがいた空間に一人でいることや、今まで一緒にやってきたことも急に一人になったりと、失恋の後は孤独感でいっぱいになります。
その失恋が原因の寂しい気持ちを埋める方法をご紹介します。
同性の友達と電話する
嬉しい瞬間も、寂しい時も、一番心の支えになってくれるのが、同性の友達の存在だったりします。特に失恋が原因で寂しい気持ちの時は、異性ではなく同性の友達の方が、強い支えになってくれて、その寂しい気持ちを埋めてくれることがあります。
女性同士などは、他の人に話せないような悩みも話しやすいですし、女性には女性の気持ちがよくわかります。
時には失恋して誰とも会いたくないような気持ちになることもありますが、同性の友達と電話をして話を聞いてもらうことで、その寂しい気持ちも埋められることがあります。
旅行の計画を立てる
失恋をして寂しい気持ちになっている時は、落ち込んでいる気分を変えるために旅行や一人旅のプランを立てることもオススメです。
時間やお金に余裕があれば旅行に行くことは気分転換にはぴったりですし、実際に行けなくてもその計画を立てることで、一人旅をしたような気持ちになることができます。
失恋して寂しい時は、とにかくその失恋で傷ついた気持ちを癒すことが、一人ぼっちで寂しい気持ちを埋めるためには必要です。
そのトラウマや傷を癒すことができるのが旅行や一人旅など、今と全く違う環境に行くことでもあります。どうしても元カノ・元カレが忘れられなくて一人が寂しい時は、思い切って旅に出てみるのも、寂しい気持ちを埋める効果的な方法のひとつです。
新しい出会いを探す
恋愛で傷ついた心から寂しい気持ちでいっぱいになっている時は、新しい恋を探すのもとても効果的です。恋愛の傷は恋愛で治すことができるように、失恋をして寂しい思いをしているなら、その気持ちを埋めてくれるような新しい恋愛をすることも時にはいいでしょう。
新しい出会いを探す時は、ただ寂しいからという気持ちだけではなく、今度はもっといい恋愛をしよう!とポジティブな気持ちに切り替えて出会いを探すことが大切です。
なかなか出会いの場がない人や、一人で飲みに行ったりして出会いを探すのが嫌な人でも、今はマッチングアプリや出会い系アプリで、素敵な人に出会うこともできます。
失恋をして寂しい気持ちや、孤独な気持ちをずっと引きずっているなら、一度前を向いて新しい出会いを探すことも、寂しい気持ちをなくすためにはオススメの方法です。
「一人暮らしが寂しい」時の過ごし方
初めて一人暮らしをし始める時や、一人暮らしを長年している時でも、ふとした瞬間一人でいることに寂しさを感じたりすることがあります。
特に病気になった時や、誰かに助けてほしい時に、一人暮らしの寂しさや孤独を感じる人は、多いと思います。
そんな一人暮らしをしていて寂しい気持ちになった時の、寂しさを埋める方法をご紹介します。
部屋の模様替えをする
一人暮らしをしていて、寂しさや孤独な気持ちになってしまった時は、いつもいる部屋の空間をがらっと変えることで、その寂しい気持ちが紛れることがあります。
寂しさを感じる原因は、毎日同じ場所に一人でいることに飽きてきてしまっているという心理もあります。
人間は毎日同じことの繰り返しをずっとしていると、ストレスを感じたり、不安や寂しいなどの孤独な気持ちになることがあります。
その孤独で寂しいという気持ちをなくすためにも、いつも過ごしている空間を全く新しいものにしてみるのも効果的です。家具や持っているものを一新しなくても、ベッドシーツを替えてみたり、家具の配置や小物の色味を変えるだけで、気持ちも一緒に変わります。
料理に専念する
一人暮らしをしていて寂しい気持ちになっている時には、一人暮らしでしか楽しめないようなことにフォーカスしてみましょう。
一人暮らしをし始めてから、料理にハマったり料理が上手になったりする人が多いのは、料理が一人暮らしを楽しむための大切なツールであるからです。
家族と一緒に住んでいる時は、なかなか自分が食べたいものを自分のために好きな時に料理をするということはあまりなかったことだと思います。
一人暮らしのメリットは自由で独立していること。それが時には寂しいと感じることもありますが、一人暮らしにしかできない自由を楽しむことで、その寂しさも薄れていきます。
ペットを飼う
仕事や学校から帰ってきた時に、家に誰もいないことが、一人暮らしをしている時に感じてしまう寂しい瞬間でもあります。
そんな一人暮らしの寂しい気持ちを埋めてくれるのは、家で一緒に過ごしてくれるペットかもしれません。
犬などは一人で家にお留守番させたりすることは犬にとってベストではないですし、世話をするのも人間の子供と同じくらい大変で手間もお金もかかります。
ですが一人暮らしの人でも、安心してお留守番させておけるような動物や、難しい知識がなくても大切に飼ってあげることができるようなペットもいます。動物というのは一緒にいたり触ったりするだけで、心を癒してくれたりストレスを軽減してくれる、特別な存在です。
捨てられた猫や、里親に出されている動物を引き取って飼ってあげることで、動物にとっても幸せを与えてあげることができますし、自分の心も癒してもらうことができます。
一人がどうしても寂しくて耐えられない人は、ペットを飼うというのも、寂しい気持ちをなくす方法でもあります。
「恋愛がうまくいってなくて寂しい」時の過ごし方
今付き合っている相手との関係がうまくいっていない時や、片思いの辛い恋愛をしている時なども、一人でいることが辛く寂しい気持ちになってしまいます。
楽しいはずの恋愛がうまくいっていないと、寂しさや孤独な気持ちでいっぱいになってしまったり、一人でいる時間も辛く感じてしまいがちです。
恋愛をしている時に寂しい気持ちになってしまう場合は、どう一人の時間を大切にするかが、寂しい気持ちを変えるポイントになってきます。
自分自身と向き合う時間にもなる、恋愛がうまくいっていなくて寂しい時の過ごし方をご紹介します。
映画を見てイメトレする
恋愛がうまくいっていなくて寂しい気持ちになっている時は、恋愛映画をみていい恋愛のイメージトレーニングをすることもオススメです。
映画を見ることは、寂しい気持ちの気分転換になりますし、ポジティブな内容のものは尚更良い方向に気持ちを切り替えてくれます。
恋愛がうまくいっていなくて寂しい気持ちになっている時は、一人でいる時もいろいろとネガティブな想像をしてしまいどんどん悪循環に陥ってしまいます。
寂しい気持ちから抜け出すためにも、まずは一人でいる時間にポジティブな思考をイメージしていくことが効果的です。
ハッピーエンドや幸せな恋愛映画見て、ネガティブ思考から抜け出すことは寂しい気持ちを変える、とても効果的な方法です。
自分を愛する時間を持つ
恋愛がうまくいっていなくて寂しい気持ちになっている時、自分よりも周りの状況や人に対して気持ちを向けすぎている場合があります。
恋愛に疲れている時や寂しい時は、自分自身と向き合い、ちゃんと自分を愛してあげるチャンスです。自分の欲求をちゃんと聞いてあげて、他人ではなく自分を愛してあげることで、恋愛が急にうまく行き始めたり、いろいろな事が好転します。
恋愛で学ぶことは、愛する対象は他人や付き合っている相手ではなく、まず自分自身であるこということに気づくことです。
恋愛がうまくいっていなくて一人の時間を過ごしている時は、寂しいのはもちろんですが自分と向き合い自分自身を愛するために与えられた時間だと思って過ごしてみましょう。
仕事や趣味に集中する
恋愛がうまくいっていなくて寂しい時は、恋愛以外のことに夢中になってみるのも、寂しい気持ちを埋めてくれる効果的な方法です。
今まで恋愛に費やしていた時間やパワーを他のことに使ってみると、自分の好きなことが見つかったり、自分自身の良いところがもっと見えたりします。
仕事などは特に、頑張れば良い結果が残ったり、自分が頑張った達成感が味わえたり目標やゴールができたりと、集中しがいのあることです。
恋愛は自分の気持ちだけでは、どうにもうまくいかないことがあるのも事実です。その恋愛に振り回されて寂しい気持ちを感じている時は、自分自身の好きなことや特技を、自分のために磨いていくことをオススメします。
「新しい環境に慣れなくて寂しい」時の過ごし方
引越しや転勤、留学など様々な理由で、自分がずっといた場所や友達から離れる場合や、新しい職場などの環境の変化に、寂しい気持ちを感じてしまう人もいます。
新しいや環境は場所は、誰にとってもストレスを感じやすかったり、昔の環境が恋しくなり孤独や寂しい気持ちになることがあります。
そんな新しい環境に慣れなくて寂しい気持ちになっている時の過ごし方をご紹介します。
ジムや習い事をする
新しい環境に馴染めない時や、慣れなくて寂しいと感じている時は、昔を思い出すのではなくあえて他にも新しいことを初めてみるのも良いです。
新しい場所に来たら習い事やジム通い新しい人間関係を築くことも、寂しい気持ちを埋める方法の一つです。
ジムや習い事は、習慣化しやすいので、新しい自分の毎日のルーティーンをつくることができます。
このルーティーンがあると、馴染めないと思っていた場所や環境にも自分の生活をしっかりと置くことができます。
その生活を毎日の習慣化していくことによって、馴染めなくて寂しいという気持ちはだんだん薄れていき、新しい自分の人生を好きになることができます。
昔の友達と話す
新しい環境に馴染めなくて、昔の自分の生活が恋しくなったり、寂しい気持ちでいっぱいになっている時は、その昔の環境にいた頃の友達と連絡を取ってみることもオススメです。
新しい環境や人間関係に馴染めなくて寂しいと感じている時には、昔から自分をよく知っている友達などと話すことで、その気持ちはすっと楽になったりします。
新しい環境にいると、その周囲の出来事や人達が全てであるように感じてしまいます。それが寂しいという気持ちをつくる原因になります。
昔の友達と話すことで、自分は他にも居場所があることを再確認できますし、今の人間関係や環境が全てではないと感じることができます。
積極的に人と関わる
新しい環境に馴染めなくて寂しい気持ちになっている時は、積極的に自分から人と関わり、新しい環境に自分を馴染ませる努力をしてみることも大切です。
馴染めないと思っていた人達と意外にも簡単に仲良くなることができたり、自分の心をオープンに人と関わっていくと、新しい人間関係が築けて、寂しい気持ちも薄れていきます。
全く新しい場所や環境というのは、孤独や寂しい気持ちを感じやすい場所でもあります。でもその寂しさも、自分自身が積極的になることで、簡単に埋めることができるんです。
寂しい気持ちになりやすい・感じやすい人の特徴
一人でいることが寂しい、孤独や寂しい気持ちですぐに心がいっぱいになってしまう、寂しいと感じやすい人にはその特徴があります。
自分自身では気付かなくても、ふとした瞬間に寂しいと感じることが多かったり、一人でいることが苦手な人は、寂しいと感じやすいタイプかもしれません。
そんな寂しいと感じやすい人の特徴について詳しくご紹介していきます。
自分に自信がない人
寂しいという気持ちになりやすい人は、自分に自信がなくいつも人と比べてしまうような傾向があります。
自分に自信がないという心理から、周りの人間関係などにも「自分はふさわしくない」や「自分は馴染めていない」と思い込んでしまうことから、寂しさを感じてしまいます。
自信がないために自分の主張などがうまくできず、一人行動が多くなったりして、結局寂しい思いをしてしまう、なんてこともあります。
自分への自信のなさは、そのネガティブな思考が行動や言動にもでてしまい、自分自身で寂しい気持ちになるような現実を招いていることがあります。
傷つきやすい人
一人でいることに孤独を感じたり、寂しいと感じやすい人は、内面がセンシティブで傷つきやすい人が多いです。
傷つきやすい人は特に感情の起伏がある人が多いのも特徴。感情が落ち込んでいる時は余計に傷つきやすく、小さな出来事でも寂しさや孤独を感じてしまいます。
普通の人ならなんてない出来事でも、深く受け止めてしまう傾向があるので、一人でいる時に考え込んでしまったり、寂しい気持ちに浸ってしまう特徴があります。
一人に慣れていない人
いつも誰かに囲まれていて、一人でいることに慣れていない人も、寂しいと感じやすい人の特徴です。
一人でいる時間に何をしたらいいかわからない、一人行動が下手な人・うまくできない人は、一人でいることに不安を感じたり、孤独や寂しさを感じたりします。
いつも人に囲まれていて行動していた人は特に、自分が何をしたいかなどの選択をすることが苦手な人が多いです。なので一人になった時に、自分が何をしていいかわからない、という選択することへの不安な心を持っていたりします。
一人の時間に慣れていないため、誰かと一緒にいる時は平気ですが、一人になると途端に孤独や寂しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
想像力が強い人
想像力や妄想力が強い人もまた、寂しさや孤独感を感じやすい人の特徴です。
想像力が強い人は、被害者意識が強い人が多いのも特徴で、一人でいる時間にネガティブな思考に浸ってしまったり、暗いことを考え込んでしまう人が多いです。
そのため、一人でいる時間にネガティブな思考で頭が溢れてしまい、孤独感や寂しいという気持ちを強く感じてしまいます。なんてことない小さな出来事も、一人でいる時にはその想像力から、何倍にも大きく受け止めたり、深く考えたりしてしまいがちです。
その想像力がネガティブに働いてしまうと、一人でいる時間に寂しい気持ちや孤独感でいっぱいになってしまいます。
もう寂しいと感じなくなるために
一人でいることが寂しいと感じてしまう理由には、いろいろな原因や心理があります。寂しいという気持ちは、自分の内面からくる感情です。なので自分の気持ちの持ちようや行動で、その寂しさや孤独感を感じなくなることもあります。
一人=孤独、という風に、寂しい気持ちに呑まれてしまわないように、寂しさを感じなくなる方法や行動をご紹介していきます。
一人でも夢中になれるものを見つける
一人でいることが、もう寂しいと感じなくなるためにオススメなのは、一人の時間にも夢中になれる趣味や習い事などを見つけることです。
一人でいる時に寂しいと感じてしまうのは、そう考えこんでしまう時間があるからなんです。一人でいても熱中するものがあったり、忙しくてネガティブなことを考える時間がなければ、寂しさを感じることもありません。
今まで寂しいと感じていた一人の時間も、なにか夢中になれるものを見つけるだけで、”寂しい”ではなく”楽しい”と感じられるようになります。
自分を愛する
一人でいる時間に寂しいと感じてしまう人は、自分自身ではなく他人や外側の部分に愛情を求めずぎている人が多いです。恋愛や私生活においても、まず愛するべきなのは自分自身であるということを思い出しましょう。
自分を愛せていないと、一人でいる時間に愛情が足りないと感じたり、他人や周りの人に愛情を求めてしまいます。そうすると恋愛などでうまくいかなくなった時に、一人でいることが耐えられなくなったり、孤独や寂しさに埋もれてしまいます。
寂しい気持ちを感じなくなるために、まずは自分自身を愛することから始めていきましょう。自分を愛するためには、自分の欲求をちゃんと聞いてあげて、自分自身を認めてあげること。自分は価値のある存在だと思い出すことです。
瞑想などは、自分の持っている感情などをちゃんと感じれるようになるオススメの方法なので、一人の時間に瞑想をしてみることをオススメします。
考えすぎない
寂しいという気持ちは、物事を深く考えすぎてしまうことから出てくる感情でもあります。
一人でいることを孤独、という風に受け止めないことや、ネガティブなことを考えすぎないことが、寂しいという気持ちを感じないためには必要です。時には、嫌なことが起こっても「まぁいいかー」と受け流すことや、何も考えずにリラックスして過ごすことも大切です。
自分で自分を追い込んでしまわないためにも、物事をシンプルにポジティブに受け止める癖をつけることをオススメします。
新しい知識や技を身につける
寂しいという気持ちを感じるその心理は、自分への自信のなさから来るものでもあります。
自分に自身をつけて、一人の時間も楽しく過ごせるようになるために、自分に新しい知識や技術を身につけることをオススメします。
例えば新しい言語を習得することや、資格を取ることは自分の価値をあげて、自分へ自信を持てるようになるきっかけとなります。
新しい知識や技術を身につける工程も、集中する時間になったり、そのゴールに向けて夢中になれる時間でもあります。自分の価値を高めて自信が出ると、孤独や寂しさをだんだんと感じなくなっていきます。
SNSやテレビを見過ぎない
今では誰もが使っている身近なSNSやテレビを見過ぎてしまうことも、寂しいという気持ちを感じなくなるためにはセーブしておきたいものです。
SNSなどは暇な時などについついチェックしたりしてしまうものですが、寂しい気持ちがある時などは、自分自身と他人と比べる劣等感などが、余計に強くなったりするからです。
そして、テレビやSNSはポジティブなニュースばかりではありません。くらい内容などが頭に入ってしまうと、気持ちが余計に落ち込んだりネガティブな影響を受けてしまいます。
SNSは他人とつながるためのツールでもあるので、人るが寂しい時についつい見てしまいますが、まずは自分自身と向き合いつながることを優先しましょう。
他人と自分を比べない
寂しいと感じやすい人は、自分への自信のなさや劣等感から、孤独を感じたりします。その劣等感はほとんどが、他人と比べることによって感じるものです。
自分は他の人よりも劣っている、あの人は何にでもできるのに自分は何もできない、と他人を比べることがきっかけで、寂しい気持ちになることがあります。
他人と比べる人は、そういった癖がついてしまっている場合が多いので、まずは他人は他人、自分は自分、という風に自分を一番に認めてあげることが大切です。
他人と比べる劣等感がなくなると、孤独な気持ちや寂しさも不思議となくなっていくことがあります。
寂しい時こそ一人で頑張ってほしいこと
一人でいる時は、寂しい気持ちでいっぱいになったり、孤独に感じたりすることもありますが、逆にその一人の時間は寂しさを克服するための時間に変えることもできます。
寂しいときこそ一人で頑張って欲しい、寂しさを克服できる方法をご紹介していきます。
気持ち・感情をコントロールするトレーニング
寂しいという気持ちは、自分の受け取り方や考え方でなくすこともできたりします。その考え方や気持ちをもっと楽なものにするためにも、感情をコントロールできるようになることが一番の解決方法です。
感情をコントロールすることは、すぐにできるようになる簡単なことではありませんが、毎日の習慣やその考え方を変えることによって、誰にでもできることです。
感情や気持ちをコントロールするための方法としてオススメなのは瞑想です。瞑想をすることによって自分がどんな思考・感情を持っているか知ることができ、自分自身と向き合う時間を持つことができます。
毎日10分でも瞑想をする時間を作ることで、自分の感情に呑まれたり、極度に寂しいと思うような孤独感を感じなくなってきます。
一人の時間は新しいことを始めるチャンス
一人の時間は寂しい時間ではなく、むしろ今までやりたかっかことや何か新しいことを始めるチャンスです。
特に失恋などをして寂しい気持ちになっている時は、今までは相手に合わせていたためにできなかったことや、相手のために費やしていた時間を、自分のために使えるチャンスです。
やりたかった事のリストや目標を作って、自分の欲求や気持ちを叶えてあげることに集中してみましょう。新しい習い事や趣味を始めることで、寂しい気持ちはなくなっていきますし、一人の時間は自分に費やせるチャンスだと思考を変えてみましょう。
家族・友達の大切さに気づけるかも
今までいつも人に囲まれていたり、誰かが一緒にいることが当たり前になっている人などは、一人になることでその周囲の人のありがたみや大切さに気づけるかもしれません。
当たり前になっていた存在も、いなくなるとその大切さに気づき、もっとその人を大事にしようと思える時間になります。
一人になって寂しい気持ちを感じている時は、周りの人の大切さを改めて考えることができる時間を与えられたと思いましょう。一人でいることの寂しさは、人は一人では生きられない、と大切な教えに気づかせてくれる時間でもあります。
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