嫉妬から判断する恋愛心理
かわいいヤキモチ かわいくない嫉妬

恋愛していると恋人にヤキモチを妬いたり、妬かれたりします。
ヤキモチを妬かれることで愛情を感じて嬉しく思うこともあれば、度が過ぎる嫉妬は重たく面倒に感じます。
また、嫉妬から激しい束縛をされてしまうこともあります。
そして、自分が束縛されることで相手に対しても束縛してしまうこともあるのです。
この、「ヤキモチ→嫉妬→束縛」は時にエスカレートしてしまうことがあります。
携帯電話の通話やメールの履歴をチェックされたり、持ち物チェックや今後のスケジュールの管理までされてしまうことがあります。
携帯電話の便利さが仇となってしまうこともあります。
分刻みで「今何してるの?」、「何処にいるの?」、「誰と一緒なの?」とチェックが入ります。
かわいいヤキモチのレベルなら許せますが、完全に監視されている状態になると嫌気がさします。
何処で誰と何をしているのか把握できないと納得しないのです。
こうなると相手の感情を気にして時には嘘をついてしまうこともあるのです。
二人の恋愛に嘘が生じることで関係が上手く行かなくなることがあります。
嘘に嘘を重ねることで恋愛に窮屈さを感じてしまうのです。
ヤキモチは愛情表現 嫉妬は束縛
ヤキモチはそれとなく伝えることで愛情表現になります。
言われた人も嬉しく感じて余計にヤキモチを妬かせようとします。
妬かせることでますます好きになって夢中になってくれると理解できるからです。
妬いてくれることで愛情を感じて、追っ掛けられている恋愛と感じることで気持ちは満足できるのです。
しかし、危険なのは妬いてくれる相手に相手する対応の仕方です。
妬かれる度に慰めたり、誤解を解いたり、相手に応えてあげることで疲れてしまうのです。
これがエスカレートして重度の嫉妬や束縛になっている場合には一歩間違えればストーカーと恋愛している気分になってしまうのです。
相手の嫉妬から束縛されることで肉体的にも精神的にも自由も奪われてしまいます。
また、相手に対しても過度に嫉妬したり、束縛したりしてしまうこともよくあります。
お互いを求め合う中で束縛し合っているなら幸せかもしれませんが、人として成長するために向上心のある恋愛を求めるなら必要以上に嫉妬や束縛をしてはいけません。
いかなる環境においても相手を好きでいること、好きと思われることに自身を持って信頼関係を築ければ誰も入り込めない恋愛になるのです。